- 航空路
- 大臣によって指定された空中の通路(法37条)
- ・告示で指定
- ・VOR/DME・VORTAC・NDB・TACANを結んだ線
- 航空路の範囲(航空路の指定に関する告示、航空路等設定基準を参照)
- 幅は原則として、VOR 8NM、NDB 10NM、洋上
100NM。
- 上限・下限はないが、障害物や最低受信可能高度から最低経路高度が設定されている。
- ※管制区や管制圏と重なる部分でも航空路は存在する
- 航空路における規制
- IFRで管制区又は管制圏内の航空路を飛行するときは、やむを得ない場合を除き、航空路中心線上を飛行しなければならない。(規207条)
- RNAV経路
- 航法援助施設の覆域内若しくは自蔵航法機器の能力の限界内、又はこれらの組み合わせで、任意の飛行経路を航行する航法(広域航法)のための経路(AIP ENR3.2−1/3.6−22)サ
- → 自蔵航法機器
- → RNAV運航承認基準サ
- 直行経路
- 航空機が無線施設を利用して直行飛行を行うときの飛行経路(AIP ENR3.3−1)
- ※法的には、法96条による指示/法97条による承認 がされるであろう内容の一部があらかじめ公示されているものである
- 洋上転移経路(OTR)
- 洋上管制区内のFIXと陸上の無線施設との間に設定された飛行経路(AIP ENR3.4−1)
- エンルート待機経路
- 航空交通流管理上及び航空路管制上必要とされる待機経路(AIP ENR3.5−1、AIC010/02)
- PACOTS(Pacific Organized Track System)
- 日本と北米及びハワイを結ぶ経路で日単位で選定される(AIP ENR3.6−6、AIC023/01)
- NOTAM RJJJ及びKZOAで通知される
- NOPAC(North Pacific)経路
- 東京FIRとアンカレッジFIRの洋上において設定される(AIP ENR3.6−10)
- 標準計器出発方式(SID)
- IFRによる出発機が上昇するための飛行経路(規189条2項、各飛行場のAIP min参照)
- 転移経路(Transition)
- SIDの最終FIXと航空路を結ぶ飛行経路(規189条2項、各飛行場のAIP min参照)
- 標準到着経路(STAR)
- IFRで飛行する到着機が航空路から着陸飛行場の進入FIXまで降下するための飛行経路(規189条2項、各飛行場のAIP min参照)
- 計器進入方式(IAP)
- IFRで飛行する到着機が進入し着陸するための飛行経路(規189条2項、各飛行場のAIP min参照)
- 補足
- ・同時平行ILS進入(AIC006/02、003/01)
- ・FMS進入方式(AIP SUP240/01)
- ポイント
- ・法37条により告示で指定されたもの以外は「航空路」ではない
- ・航空路・経路等を逸脱した場合は航空局運航課へ報告しなければならない(空航第385号 S63.5.16)サ
- ・航空保安無線施設の停波における対応(AIC011/95)
- ・洋上のRNP10運航(AIP ENR3.6−23)
- ・地表又は水面から150m未満は自由な空間である(規209条の4 1項)
- ・ICAOでは航空路は管制区の一部として定義されているが日本では独立している